アメリカ留学するには
アメリカ留学は昔も今も根強い人気があります。アメリカ留学における留学生の身分は、一時渡航者となります。一時渡航者が入国を許可される前提の一つに「帰国意思の表明」があります。すなわち目的を果たしたら速やかに帰国する」ことを明示しなければならないのです。
留学生が帰国意思を証明する手段としては、帰国後の学校在籍証明、会社への帰属証明、財産証明などがあります。それから家族(両親)の存在も帰国意思を確認する重要な要素となってきます。
(1) 学校、会社への在籍証明
(2) 財産証明
(3) 両親などの存在
留学生に発給されるビザは、学術研究用のFビザ、非学術研究・職業訓練用のMビザ、交換留学生用の1ビザの三種類のいずれかになります。
Fビザ (留学ビザ)
学術研究用ビザで一般留学生に発給されるもの。F―1は留学生当人、F―2は留学生の配偶者とその子供用。語学勉強を含むアメリカ留学はこのビザ。有効期限は学生として登録する日から九十日前~五年間。
Mピザ (留学ビザ)
英語学校を除く各種学校留学生ビザ。非学術研究および職業訓練学校生などに発給される。M―1は留学生当人、M―2はその学生の配偶者と子供用。各種学校とは宝石鑑定およびデザイン学校、美容学校、飛行機操縦訓練学校、その他の職業訓練学校のこと。有効期限は五年。
Jビザ (留学ビザ)
アメリカ政府が承認した交流訪問者ビザ。教育研修プログラムに参加する 者、またはロータリー交換留学生、農業研修などに該当。留学生本人はJ―1、配偶者と子供はJ―2ビザ。有効期限は一~二年間。
アメリカ留学の現状と今後
学生として留学する場合は、このビザの中からどれかを取得することになります。Fビザが普通の留学ビザですが、三年前の「移民国籍法」改正以後、取り難くなってきております。